お知らせ
9月23日、西九州新幹線開業!!
私たちのまち長崎に新幹線がやってきました!開業日だった昨日は、早朝から新幹線かもめや、小雨降る中ブルーインパルスの祝賀飛行を観ようとたくさんの方々が駅周辺や水辺の森イベント会場に集まり、長崎の大きな一歩を祝いました。このたび開通したお隣・佐賀県武雄市までの69.6kmは日本最短の新幹線とのことですが、計画策定から50年にして叶ったこの新たな交流のルートがいつの日か福岡までつながることを願っています!
開業イベントで賑わう長崎駅に程近いカトリック中町教会では、明日25日の主日の朝ミサの中で聖トマス西と十五殉教者記念ミサが行われるそうてす。先日ご葬儀で伺った時には祭壇左手に立派な幟が掲げられていました。
聖トマス西と十五殉教者とはドミニコ会の司祭・修道士・修道女、そして彼等を助けた信徒達のことで、キリシタン迫害の厳しかった1633年〜37年に長崎で殉教した16名の人々です。この16名は1981年2月にフィリピンで列福され、1987年10月に時の教皇ヨハネ・パウロ2世によってローマで列聖されました。中町教会は聖トマス西と十五殉教者に捧げられた教会であり、教会の中庭には2015年3月に信徒発見150周年の記念事業として建てられた16聖人の像があります。
『聖トマス西と十五殉教者記念ミサは、毎年9月第4日曜日の午後に殉教者記念祭の中で行っているのですが、コロナもまだまだ収まらないし、9月4日に元和の大殉教400周年記念ミサもあったばかりなので、今年は第4日曜の朝ミサの中で行うんです(^^)』と典礼役員様。
聖堂入口には、元和の大殉教400周年の時に勉強したのでしょうか、子ども達の思いが込められた壁飾りが貼ってありました。
大きな記念ミサが続く9月も残りあと僅か。一日の気温差も激しい今日この頃、中町教会の皆さん、お疲れの出ませんようお過ごしください。この度は大変お世話になり、ありがとうございました。
⚠️聖堂内での撮影は許可が必要です⚠️
お知らせ
台風11号が過ぎ去り、初秋の爽やかな青空が続いている長崎です。こちらはピンクの外壁が愛らしいカトリック飽の浦(あくのうら)教会。この日は、夏休み直前に伺った時には無かった足場がドーンと組まれていて、まさか台風被害?と心配していましたら、11月23日に行われる飽の浦小教区創立100周年記念ミサに向けての聖堂改修工事なんだそうです!
聖堂内に入ると、おめでたい日を前に9月初めにお色直し(塗装)が済んだばかりだという内陣が真白に美しく輝いていました。よく見ると祭壇両脇のヨゼフ像とマリア像のお姿がありません!こちらもお色直し中なのでしょうか?めったに見られない光景ですよね(^^)
毎月発行の教会便りには、100周年記念事業として8月16日から始まった教会改修工事の進捗が掲載されていました。今後は11月中旬の完成を目標に聖堂屋根や外壁の防水塗装工事が進められるそうです。事故なく安全に工事が終わり、100周年記念ミサを迎えられるようお祈りしたいと思います。
ちょうどご葬儀に参列なさっていた小教区創立100周年記念行事の代表世話人様にお話しを伺いましたところ、11月23日の記念ミサは感染症対策のため人数制限を設ける他、一般の参加者は飽の浦信徒のみに限定して行うとのことでした。既に中村大司教様をはじめ、南地区の神父様、飽の浦教会で司牧なさった歴代の神父様、小教区出身の聖職者・修道者の皆様への案内状も発送済みなんだそうです!
見上げた空には秋の雲。大いなる恵みの日に向けて着々と準備を進める飽の浦教会の皆様、この度は大変お世話になりありがとうございました。
⚠️聖堂内での撮影は許可が必要です⚠️
お知らせ
9月5日夜から6日明け方にかけて大型台風11号が最接近した長崎でしたが、お昼頃には日本海側に抜けたようです。被害に遭われた皆様、まだまだ不安定なお天気が続く地域にお住まいの皆様、またお隣・韓国では甚大な被害も出ているとのことで、心からお見舞い申し上げます。
さて、おととい〜昨日にかけて約1年2ヶ月ぶりに伺いましたのはカトリック三ツ山教会。台風が来る前に何とかお見送りすることができ、スタッフ一同胸をなでおろしました!
最近、聖堂が土足化された三ツ山教会。今回は土足化されて初めてのご葬儀ということでしたが、人の流れもスムーズに滞りなく進んだように思います(^^)
山田主任神父様に広報許可をいただきましたので、今回初めて三ツ山教会の聖堂内部の写真もご紹介させていただきます!神父様はじめ教会役員の皆様、この度は大変お世話になりありがとうございました。
⚠️聖堂内での撮影は許可が必要です⚠️
お知らせ
この度、お誕生日の前日に86歳で帰天なさった故・セバスチアノ 堤 好治(つつみ よしはる)神父様の長崎大司教区葬を担当させていただきました。本日は、カトリック長崎大司教区様より特別に広報許可をいただき掲載させていただきます。
堤神父様は和歌山市のご出身。1963年3月に大阪教区の玉造教会で叙階され、長崎にご縁を結ばれたのは1971年4月のこと。貝津教会の主任司祭として信仰の島・五島の地を踏まれて以降、奈留、浜串、大野(佐世保市)、西木場(松浦市)、上神崎教会(平戸市)と、長崎では五島や県北エリアで司牧なさいました。その後、2009年4月から2017年2月まで過ごされた佐賀県の呼子教会を最後の司牧の地とされ2017年2月に引退。隠れキリシタンの里・長崎外海の風光明媚な出津の丘にある養護老人ホーム、聖マルコ園で余生を送っておられたそうです。
説教では、貝津教会のご出身で小・中学生の頃に亡き神父様に直接教えを受けたという中濱神父様が当時の想い出を紐解かれました。ぶっきらぼうで早口、着るものにも無頓着だったけど、何事にも一生懸命だったという堤神父様。特に子ども達には愛情をもって向き合い、教会には野球やバレーボールなどのスポーツ用品、そして絵本などが増えていったそうです。また、所用で島外に出た時には必ずたくさんのお土産のお菓子を買って帰ってきたという堤神父様。ごミサの侍者を務めたり、要理(カトリックの信仰に関する物語・儀式・しるしや伝統等を教える学び)の時間が終わると、そのお菓子が子ども達へのご褒美に。教会に子ども達の居場所を作り、召命の花咲く日のために種を蒔き、いつも温かく見守っておられたご様子が伺えました。
SNS担当の私は残念ながら堤神父様と直接お話ししたことはありませんが、心温まるエピソードの数々に、生前ぜひお会いしたかったと感じたことは言うまでもありません!
司式いただきました中村大司教様はじめ高見名誉大司教様、遠方からもお越しいただいた多くの兄弟司祭の皆様や教区・教会関係者の皆様、そしてご会葬の皆様、この度は大変お世話になりありがとうございました。
堤神父様の永遠のご安息を心からお祈りいたします。
⚠️聖堂内での撮影は許可が必要です⚠️
お知らせ
終戦記念日の長崎は、青空が垣間見えるものの雲もとても多い天気。故人の御霊を弔う長崎の夏の風物詩、精霊流し(しょうろうながし)は本日夕方から始まりますが、雨が降らないことを願います!
写真は昨日14日に伺いました長崎の司教座聖堂であるカトリック浦上教会(浦上天主堂)。聖堂内には平和旬間の大きな垂幕、そして入口にもその看板が掲げられていました。この日は、お若くして亡くなられた故人様を偲んで中村大司教様も司式に加わられ、説教に立たれました。
『ハッピーバースデー トゥーユー… ♪』
しんと静まりかえった聖堂に突然響いた大司教様の歌声!それは、お誕生日の翌日に帰天なさった故人様に捧げるバースデーソングであり、地上の生活を終え新たなるとこしえのいのちに与り復活なさることへの祝福の歌でした。どうぞ永遠のご安息がありますように。
今日8月15日はカトリックの世界では聖母被昇天の祝日でもあります。広島・長崎の原爆で犠牲になられた方々をはじめ先の大戦で亡くなられた全ての方々の御霊が、聖母マリアの取次によって永遠に憩われますよう、心からお祈りいたします。
⚠️聖堂内の撮影は許可が必要です⚠️