お知らせ
この夏は、アスリートの皆さんの活躍に湧く東京オリンピックをゆっくり観る暇もなく、日々どこかの教会に伺っておりましたら、あっという間に閉会式の日を迎えてしまいました!
さて2週間前の東京オリンピック開会式の日に伺ったのは大村市にあるカトリック水主町(かこまち)教会。聖堂内部の様子は2月にも一度ご紹介しましたので、今回は教会近くのおすすめスポット『ミライon図書館』をご紹介します!
水主町教会から徒歩4〜5分、2019年10月に長崎県と大村市の一体型図書館として整備・供用された『ミライon図書館』。坂が多く平地の少ない長崎市と違って大村市は広々とした平地が続き、公共の建物も段違いに敷地が広くて羨ましい限りです!
4階建ての図書館の1階には『こどもしつ』として広々とした児童図書のスペースが設けられており、夏休みを迎えた子ども達やそのご家族が思い思いに本を広げてゆっくり過ごしていました。
また大村の歴史資料館も併設されており、その入口には、幕末の大村に生まれ日本の障害児教育の母と呼ばれた石井筆子が愛用したという日本最古のピアノのレプリカが展示されています。その絵柄から『天使のピアノ』と呼ばれていたと説明板にあり、とても温かな気持ちになりました( ˘͈ ᵕ ˘͈ )
吹き抜けが気持ちいいエントランスには気軽に座れる船型のベンチが多く配置され、ゆっくり寛げそうなカフェスペースもあって、本を借りる目的がなくても立ち寄りたくなります!お近くにお越しの際は、ぜひ覗いてみてください。
東京オリンピックは今夜閉会しますが、8月24日からは世界最高峰の障害者スポーツの祭典・パラリンピックが始まりますね。車椅子バスケット男子の川原 凛 選手や鳥海 連志 選手、卓球男子の浅野 俊 選手など、長崎出身のパラアスリートの活躍にも注目したいです!
新型コロナウィルスが猛威を奮っていますが、この時期は熱中症にもお気をつけいただき、室内であっても小まめな給水を心がけて参りましょう。今夜はテレビの前で全てのオリンピアンに拍手を送り、24日からはパラリンピアンの皆さんを熱烈応援したいと思います!
お知らせ
昨日7月19日はカトリック浦上教会(浦上天主堂)にて、高見大司教様司式による 故・ヨゼフ 三村 誠一(みむら せいいち)神父様の長崎大司教区葬を担当させていただきました。本日は、カトリック長崎大司教区より特別に広報許可をいただき、式中の写真も含めて掲載させていただきます。
三村神父様は1963年3月に植松教会で叙階され、以来58年以上の長きに渡り信者の皆さんとともに歩んでこられました。
説教では、小島神父様が三村神父様とともに過ごされた若かりし頃の想い出を懐かしそうに紐解かれました。また、三村神父様最期の司牧の地となったカトリック大山教会の信徒を代表して大山評議会議長様よりあたたかい弔辞を賜り、三村神父様と大山信者の皆様との13年の歳月を振り返っていただきました。
会葬者は司祭団も含めると約400名!感染症対策として、手指の消毒やマスク着用はもとより、式終了まで聖堂内の窓やドアを開けて換気に務めました。聖歌も聖歌隊のみの歌唱とし、ご会葬の皆様にはそれぞれ心の中でお祈りいただくよう事前にアナウンスで呼びかけをさせていただき、滞りなく式を終えることができました。
司式いただきました高見大司教、中村司教様始め多くの司祭団の皆様、教区・教会関係者の皆様、そして感染症対策下の2時間に及ぶご葬儀にご協力いただきましたご会葬の皆様、大変お世話になりありがとうございました。
三村神父様の永遠のご安息をお祈りいたします。
⚠️聖堂内での撮影は許可が必要です⚠️
お知らせ
来月 8月20日(金)から全国で順次公開される映画『祈りー幻に長崎を想う刻(とき)ー』。この映画は、原爆投下から十数年後の長崎が舞台!しかも、浦上天主堂にまつわるカトリック信者の物語ということで喜んで協賛をさせていただきました。長崎では、ユナイテッド・シネマ長崎と佐世保シネマボックスで全国に先駆けて8月13日(金)から先行公開されるそうです!
ヒロインのカトリック信者には高島礼子さんと黒谷友香さん。長崎出身の俳優・宮﨑香蓮さんや玉浦有之祐さんも出演なさいます!また、戦前は浦上天主堂にほど近い山里町にお住まいだったという美輪明宏さんが被爆マリア像の声を担当され、主題歌は長崎市出身のさだまさしさんが提供なさるということですから、公開が本当に待ち遠しいです!
さて、舞台となった浦上天主堂の敷地内には、映画の原作である戯曲『マリアの首』を始め多くの作品を残した長崎市出身の劇作家であり演出家・田中 千禾男(たなか ちかお)の文学碑が建てられています。文学碑には澄江夫人の書により刻まれた『マリアの首』の一節が。
また、天主堂下の信徒会館ロビーには、被爆75周年を記念して昨年11月にリニューアルされた『原爆遺物展示室』があり、原爆により倒壊した旧天主堂の瓦礫の中から発見された祭具や天使像など新旧約75点の被爆遺物が展示されています。リニューアルオープンの際、地元・長崎新聞の取材に、『残骸の中から涙ながらに集めた当時の信徒の気持ちが伝われば』と話しておられた久志主任神父様。展示されている品々を見ると、映画の世界に足を踏み入れたような気分になります。
この夏は感染症対策を万全に、映画『祈りー幻に長崎を想う刻ー』を多くの皆様にご覧いただきたいと思います!そしてコロナが収束しましたら、ぜひ長崎は浦上天主堂をお訪ねいただき、田中 千禾男文学碑や原爆遺物展示室もご覧いただければ嬉しいです。
*映画公式ホームページ*
https://inori-movie.com
*映画公式Facebook*
https://www.facebook.com/%E6%98%A0%E7%94%BB%E7%A5%88%E3%82%8A%E5%B9%BB%E3%81%AB%E9%95%B7%E5%B4%8E%E3%82%92%E6%83%B3%E3%81%86%E5%88%BB-100694098852347/
*浦上教会信徒会館1階『原爆遺物展示室』*
【開館時間】
・平 日:10時~16時(含む土曜日)
・日曜・祝日:10時~15時
・休館日:毎週木曜日
浦上天主堂にまつわる2人のカトリック信者の女性達を描いた、この夏公開の映画『祈り−幻に長崎を想う刻−』。栄光式典社はこの映画を応援し、協賛させていただきました!ステキなショートムービーが届きましたのでご覧ください。
長崎では、8月13日から全国に先駆けて公開されます!どうぞ楽しみにお待ちください!!
お知らせ
7月に入りました!今年の梅雨は雨が少ないように感じる長崎ですが、今日からしばらくは傘マークの多い天気予報となっています。
さて、先月後半は長崎市南西部にあるカトリック深堀(ふかほり)教会に2回伺いました。
カトリック深堀教会は1960年9月から12年間の長きにわたり、故・渋谷 治 神父様が私財を投げ打ってその礎を築かれました。渋谷神父様ご帰天後の1972年10月に正式な小教区となったそうですが、現在の聖堂は2014年9月に献堂された長崎市内で最も新しい聖堂です!この4月より、平戸口教会から異動してこられた鍋内主任神父様をお迎えしています。
和のテイストを感じる外観。今シーズン初の蝉の声を背にスマホで写真を撮っておりましたら、いつも葬儀でお世話になっている役員様が『ここは昔の陣屋の跡地なんですよ!』と教えてくださいました。『ありがとうございます!』と笑顔で別れたものの、私の頭を駆け巡ったのは『陣屋って何〜?』(^_^;)
そこで帰宅後にいろいろ調べましたら、その昔、佐賀鍋島藩の飛び地であった深堀エリアには地方役所的な『陣屋』が設けられていたそうな。なるほど!深堀に武家屋敷跡があるのはそのような歴史があったからなんですね!次回、深堀教会に伺う時には教会の近くにあるという武家屋敷跡にも行ってみたいなと思いました。
また、深堀教会の信者様よりご依頼のありました家庭用祭壇も先日納品させていただき、何かと深堀の皆様とご縁のある6月でした( ˘͈ ᵕ ˘͈ )
掲載許可をいただきました鍋内主任神父様はじめ教会役員の皆様、大変お世話になりありがとうございました。
⚠️聖堂内での撮影は許可が必要です⚠️