お知らせ
9月25日の早朝、長崎市民に愛された郷土史家の越中 哲也(えっちゅう てつや)先生が老衰のためお亡くなりになりました。享年99歳。長崎の歴史や文化を市内外にわかりやすく発信し、『長崎学』として体系的に発展させた越中先生。今年12月で満100歳を迎えることを記念する直筆の特製手ぬぐいが有志の皆様によって作られ、先週21日にお披露目されてテレビなどで先生のお顔を拝見したばかりでした。
長崎くんちや精霊流しの中継解説で大変有名だった越中先生は、キリシタン文化と長崎についても深く研究されており、2年前の6月には浦上キリシタン資料館で開催された市民セミナリヨで、諏訪神社の創建時代とキリシタンについても講演なさっていました。
告別式は本日27日 13時からとのこと。
今も先生の軽妙な長崎弁とあの満面の笑顔が浮かんでまいります。先生が長崎の歴史をわかりやすく伝え続けてくださったことで、生まれ育ったこの街に誇りと愛着を持った方も多いことでしょう。まさに長崎の宝!一市民として、越中哲也先生の100年にわたる尊い歩みに心からの敬意を表し、ご冥福をお祈りいたします。
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お知らせ
3連休最終日、皆様いかがお過ごしですか?長崎はとてもいいお天気が続いています。吹く風も爽やかで、秋なんだなぁと感じずにはいられません。
さて、昨日5ヶ月ぶりに伺いましたのはカトリック西町教会。この土日からようやく御ミサが再開され、日曜日の昨日は併設されている長崎南山小学校のグラウンドに信者さん達の車がたくさん停まっていました!
以前から所々雨漏りがしていたという西町教会ですが、今年の長雨で更に痛みが進んだようで、屋根の補修工事も始まっていました。事故なく工事が終わり、1日も早く快適に御ミサが捧げられますようお祈りします。
西町教会の典礼員の皆様とも久しぶりにお会いできて嬉しかったです!御ミサの進行を担当なさる昭和5年生まれのMさんもお変わりなく、『元気やったね?』といつもの笑顔で優しく迎えてくださいました( ˘͈ ᵕ ˘͈ )
そんなMさんから、『コロナ禍でおうち時間も長いでしょうから、どうぞ読んでみてください。』と頂戴したのは、高見大司教様が昨年 被爆75周年を記念して出版された『きょうも鳴り響く平和の鐘』。読書の秋ですね!今日私はお休みなので、早速読んでみようと思います。ジェントルマンなMさん、ステキなプレゼントをありがとうございました!
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お知らせ
昨夜で東京パラリンピックも閉幕しましたね。コロナ禍の中で開催された東京オリンピック、そしてパラリンピックでしたが、世界のアスリートの皆さんにたくさん感動をいただいたこと、心から感謝したい気持ちでいっぱいです!
特に昨日の車いすバスケットボール男子決勝はハラハラドキドキ!長崎市出身の鳥海連志選手や川原凛選手の活躍も誇らしく、何よりチーム一心となって闘った40分間。嬉しい悔しい銀メダルでしたが、超全力応援に悔いはない!熱い夏をありがとうございました!!
さて、弊社にはトシキ君という裏方のスペシャリストがいます。トシキ君には軽度の知的障害があります。もともと、ながさきワークビレッジという社会福祉施設から弊社の清掃業務に派遣してもらっていましたが、とても真面目な人柄と丁寧な仕事ぶりにお願いする作業も増え、2年ほど前から正社員として採用。通夜会場での祭壇セッティングや撤去、告別式後の清掃、霊柩車の手入れ、そして葬儀の書類準備や木工作業の補助など、お客様と直接関わる仕事ではありませんが、今やなくてはならない仲間であり縁の下の力持ちです!
先月末に伺った中町教会でも、車の中で告別式終了をじっと待つトシキ君の姿がありました。いつも綺麗に片付けてくれてありがとう!皆様もシャイなトシキ君を見かけたら、温かく見守ってくださると嬉しいです( ˘͈ ᵕ ˘͈ )
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お知らせ
昨日8月15日は終戦記念日であり、カトリックの世界では『聖母マリアの被昇天の祭日』でした。
こちらは14日土曜日、約11ヶ月ぶりに伺いましたカトリック小ヶ倉(こがくら)教会にあるマリア様。実は連日の大雨で、山深いカトリック大山教会へは車が入れなかったため、隣接する小ヶ倉教会で式が執り行われたのでした。
幼少の頃からご苦労や災難の多い人生を送ってこられたというこのたびの故人様に永遠の安息がありますように。
そして遅ればせながら、先の大戦で命を落とされた方々のご冥福と、傷付いた方々に心の平安が訪れますようお祈りします。
また、新型コロナウィルスの一刻も早い終息と苦しんでおられる方々やご家族、医療従事者の皆様のためにお祈りします。
昨日は曇り空で、長崎の夏の風物詩『精霊流し』も行われていましたが、今日はまた朝から降り続いています。この大雨がこれ以上の災いと悲しみをもたらしませんように。
聖母マリアの取次によって、すべての魂が救われ、すべての命が護られ、救いと希望のしるしになってくださいますよう長崎からお祈りします。
⚠️聖堂内の撮影は許可が必要です⚠️
お知らせ
76年前の今日 8月9日午前11時2分、長崎市に原子爆弾が投下されました。
毎年この夏の日、長崎の小・中・高校生は登校日です。祝日の今年も同様に、ごく普通に当たり前に学校に集い、たった1発の原子爆弾が一瞬にして約74000人もの尊い命と日常を奪ったことを、子どもたちは学び継承していきます。
やがて大人になり故郷を離れても、毎年8月9日午前11時2分には黙祷。それぞれに置かれた場所で祈りを捧げましょう、76年目の今日も。