2022年5月31日
お知らせ

5月は聖母月の長崎のカトリック教会を紹介してまいりましたが、最終日は長崎のカテドラル、カトリック浦上(うらかみ)教会です!

1枚目は教会の登口左手にあります『平和の聖母』。原子野の長崎で、自らも被爆し大怪我を負うも懸命に救護活動を行なわれ、その後も病床から世界へ平和を訴え続けた被爆医師・永井隆(ながい たかし)博士に共鳴したイタリア・カトリック医師会より、1951年に寄贈されたご像です。ローマ教皇ピウス12世によって「平和の聖母」と名づけられました。残念ながら聖母像の到着は永井博士帰天のひと月後になってしまったそうですが、生前、この聖母像のために博士が造っておられた台座に据えられています。その横には、長崎浦上出身の信者で日本を代表する劇作家であった田中 千禾夫(たなか ちかお)氏の代表作『マリアの首』の一節が書かれた記念碑があります。『マリアの首』は、弊社も協賛した映画『祈り 〜 幻に長崎を想う刻 〜』の原作となりました。

4枚目ご像は信徒会館前の聖母子像。本当に優しい柔らかなお顔をなさっています。長崎では教会の信徒会館が通夜式場となる場合が多いのですが、その入口にあっていつも静かに見守ってくださるマリア様です。

そして5枚目は、聖堂内の告解が行われる部屋にいらっしゃるマリア様。浦上信者以外には目に触れにくい所にありますので、今回初めてご覧になる方も多いと思います!このご像の両脇に弊社が製作寄贈しました通称 告解部屋と言われるボックスがあります。大丈夫ですよ、と優しく励ましてくださっているように感じるのは私だけでしょうか(笑)不思議な安心感とともに自然と前向きな気持ちにさせてくれるマリア様です。

明日から6月ですね。長崎では、雨が似合う紫陽花の花も咲き始めましたよ。オレンジ色の枇杷もたくさん店頭に並び、初夏の訪れを感じます。季節の変わり目、皆様どうぞご自愛ください。


⚠️聖堂内の撮影は許可が必要です⚠️

2022年5月26日
お知らせ

聖母月の長崎のカトリック教会を紹介しています。

こちらは長崎観光の定番、大浦天主堂やグラバー園のすぐ下にありますカトリック大浦(おおうら)教会のマリア様。いつも教会前を通る皆様を優しく出迎えていらっしゃいます。伺った昨日はバラの花が満開でした!よく見ると、ご像のプレートには1988年の聖母年に故・里脇枢機卿様が祝別なさったとありますね。

SNS担当の私は5ヶ月ぶりの大浦教会。昨日は朝8時半からお式の準備で、誰もいないとても静かな大浦天主堂の前を通ると、観光長崎の復活はまだまだなのかと大きな溜め息が。

でも、違っていたんです!式が終わり外に出ると、そこにはたくさんの観光のお客様!駐車場は色とりどりの大型観光バスが並び、その後もどんどん修学旅行の学生さんがガイドさんの旗に先導されて石畳みの坂を登っていきました(^^)

私たちの街にお越しいただき、本当にありがとうございます!どうぞ長崎を楽しんでくださいね。ステキな想い出がたくさん残りますように。

⚠️聖堂内の撮影は許可が必要です⚠️

2022年5月17日
お知らせ

聖母月のカトリック教会に伺いますと、このように美しい祭壇飾りをよく見かけます。

こちらはJR長崎駅そばにありますカトリック中町(なかまち)教会のマリア様。足元には青と黄色のアレンジ花。きっと、ウクライナの戦火が一刻も早く収束するよう聖母マリアへの取次を願うものなのでしょう。世界中の人々がウクライナへ、そこに暮らし、闘っている方々へ想いを寄せています。

『それぞれの場で、あるいは集まって、ロザリオの祈りをささげましょう!』

中村大司教様も2月23日の着座以来、重ねてウクライナへの祈りを呼びかけておられます。1日も早く、一刻も早く、暗い闇が明けますように!


⚠️聖堂内の撮影は許可が必要です⚠️

2022年5月15日
お知らせ

長崎という土地柄、弊社が担当させていただくご葬儀の約9割はカトリック葬です。カトリック葬において聖歌やオルガンはとても重要な役割を果たしていると実感する日々。ご奉仕いただく教会の皆様にはいつも感謝の気持ちでいっぱいです!

そんな中、カトリック長与(ながよ)教会の平本主任神父様に急遽講師をお願いして『典礼オルガン講習会』を5月8日に開催しました!

日頃お世話になっているオルガニストの皆様に恩返しできる記念すべき第1回目。本当はたくさんの方々に参加いただきたかったのですが、コロナ禍ということもありSNSでの周知は断念。主催する私たちも講習会なんて初めてですから、とにかくやってみよう!ということで、弊社が事務局を務める『栄光オルガンネット』登録のオルガニストの皆様限定でお声かけいたしました。

オルガン講習会には教会オルガニストの皆様を中心に8名の信者さんが長与教会に参集。平本神父様がプリントを準備してくださり、葬儀に使える聖歌の番号リストや選び方、演奏で気をつけることなどをわかりやすく話してくださいました。また、神父様おすすめの曲で聖歌集に載っていないものは楽譜のコピーまでくださり、みんなでオルガンや歌の練習もしました。

参加した皆さんからは、『色々と学べてとても参考になった』『楽譜もいただけて嬉しかった』『早速、所属教会の葬儀で演奏した』『このような機会がなければ、井の中の蛙になってレパートリーも増えない』『詩篇のルールなどの根本的なことも知らずに弾いていた』など、気付きや感想とともに次回開催を希望する声も多数寄せられ嬉しい限りです!

次回はもっと広く周知して、オルガニスト様や聖歌隊の皆様にもご参加いただけるような講習会が開催できたらいいなぁと思います!

快く講師を引き受けてくださった平本神父様はじめご参加いただいた皆様、オルガンネットの発案者でお菓子の差し入れまでいただいたO様、大変お世話になりありがとうございました!これからもご葬儀の際は皆様のお力添えをよろしくお願いいたします!

2022年5月9日
お知らせ

大型連休最終日の昨日 5月8日は母の日でしたね。花に想いを託されたのでしょうか、供花スタンドのお花も祭壇のお花もカーネーションが多かったように感じます。

写真はカトリック深堀(ふかほり)教会のそばにあります、深堀純心幼稚園のマリア様。いつも地域の子どもたちを優しく見守っていらっしゃいます。

今日は、深堀教会のドアに掲示してあった中村大司教様からの『母の日メッセージ』を発見しました(^^)


聖歌隊、オルガン、献花配りなど、ご葬儀でも各教会の女性信者様にはいつも大変お世話になっています!ご家族をはじめ、お子様やお孫様とともに賑やかな連休を過ごされ、お疲れモードのお母様方も中にはいらっしゃるかもしれません(*′艸`)

窓を開けると、気持ちのよい5月の風を感じます。無理せずゆっくりと日常に戻っていきましょう。

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