2020年3月18日
お知らせ

こんにちは!長崎でキリスト教葬祭を営んでおります栄光式典社です。

春先のこの時期になると筍(たけのこ)をいただく機会が多くあります。筍ご飯にお煮しめと私のレパートリーは数少ないのですが、それでも今が旬の素材本来の美味しさで何とかなるものです( •̀∀︎•́ )✧︎

先週弊社が久しぶりにお伺いしたのは(私は初めてだったのですが)、癖がなく柔らかい美味しい筍の産地として有名な長崎市南部の大山地区にありますカトリック大山教会。奥深い山の中、鬱蒼とした竹林の中をうねうねと車で行ったその先に教会はあります。教会までの山道では、夜になると かなりの確率で そしてかなりの至近距離で、鹿と遭遇します(◎_◎;)!

1840年代に外海黒崎村のキリシタンが辿り着き切り開いたと言われる大山地区。今でこそ道路も車もありますが、その昔 信仰の自由を求めてこんなにも山深い所に分け入った先人達がいたことに、ただただ驚くばかりです。

現在の教会は1994年に建て替えられた4代目の聖堂。その時に弊社がお納めした祭壇と聖室が、現在も聖堂両脇に据えられ現役で活躍中でした!大切に使っていただきありがとうございます(^_^)また、弊社会長と主任司祭の三村神父様は、2000年9月に被爆マリア像展示のため ご一緒にベラルーシ共和国を訪問したという深いご縁もあり、今回特別に聖堂内の撮影許可をいただいてSNSでご紹介することができました!

このたび担当させていただきました故人様は、なんと103歳の大往生。通夜・告別式ともにたくさんの方々が参列され、大山地区の地域コミュニティの強さと生前の故人のお人柄が偲ばれる温かいお式となりました。

庭先の聖母マリア像も美しいカトリック大山教会。たいへんお世話になり、ありがとうございました。

⚠️聖堂内での撮影は許可が必要です⚠️

大山教会の桜待つマリア像

2020年3月14日
お知らせ

こんにちは!長崎でキリスト教葬祭を営んでおります栄光式典社です。

新型コロナウィルス感染拡大防止のため各教会の主日ミサや諸行事が中止となる中、葬儀ミサは今日も粛々と執り行われ、生前 故人も口ずさんでいたであろう聖歌が聖堂に響いています。

今週はカトリック西町教会に2日連続で伺いました。カトリック西町教会は南山学園のすぐ側にある、とても素敵な聖堂です。教会の典礼を一手に引き受け、葬儀ミサの進行もなさるのは、西町随一のジェントルマン(と私が勝手に呼んでいる)増田さん。いつもピシッとスーツを着こなし、シャキッとした姿勢と温かな笑顔で迎えてくださいます。

教会へのご奉仕で日々お忙しい増田さんは、昭和5年生まれの御歳なんと90歳!お若いっっ!!てっきり80歳ぐらいだと思ってましたー(^_^;) …その昔は、九州の誰もが知る某大企業にお勤めになり、定年をお迎えになったことを機に典礼奉仕に専念。かれこれ500人以上のお仲間の旅立ちを見送り、結婚式では幾多の新しい家族の誕生に立ち会ってこられたそうです。背筋がシャンとしてるのは合気道7段の鍛錬の賜かと思いきや、『僕はじぃちゃんだからさぁ〜、いつも丸くならないように気がけてますよ。』と、日頃の心掛けが大事なことを優しく茶目っ気たっぷりにお話ししてくださるのでした。

ご遺族様へ寄り添うことはもちろんですが、人生の大先輩であり、教会典礼員として長年奉仕されている増田さんにも気持ち良く業務に専念いただけるよう、弊社はサポートさせていただいております。電光掲示板の表示ページ数を大きくカンペに書いてお出しし、故人の霊名とお名前を大きく書いた付箋を常に準備し、時にはお疲れ様の飴玉2つ。一仕事終えて、美味しそうに飴を食べる増田さんを見ると、これからもお元気で西町教会を支えていただきたいなぁと思います。

葬儀の進行でお困りのことがある教会役員様、私達にお手伝いできることがあるかもしれません。どうぞお気軽にお声掛けくださいませ。

カトリック西町教会のタイル絵

2020年3月10日
お知らせ

こんにちは!長崎でキリスト教葬祭を営んでおります栄光式典社です。

昨日3月9日は、浦上天主堂にて、長年 長崎のカトリック教会にご奉仕された、フランシスコ・ザビエル原塚 正人神父様の長崎大司教区葬を担当させていただきました。

式には、高見大司教様始め、中村司教様、多くの兄弟司祭がお見えになり、大司祭団を組まれて厳かに執り行われました。また、原塚神父様がこれまで赴任された教会の信徒代表の方々や、神父様に所縁ある方々も最期のお別れにいらっしゃいました。

兄弟司祭全員によるサルベレジナの歌声は聖堂内に響き渡り、ご参列いただきました多くの方々の想いとともに、天の神の元へ届いたことと思います。

原塚神父様の永遠のご安息をお祈りいたします。

浦上教会の片隅に水仙の花

 

2020年3月3日
お知らせ

こんにちは!長崎でキリスト教葬祭を営んでおります栄光式典社です。今日は3月3日、桃の節句ですね。長崎ではこの季節『桃かすてら』というお菓子をよくいただいたり食べたりします。我が家の定番は、カトリック愛宕教会のすぐ下にある万月堂さんの桃かすてら。これをいただくと、春はもうすぐなんだなぁ〜と感じます。

長崎の桃カステラ

 

 

 

 

 

 

 

四旬節に入り、葬儀もいつもと違ってごミサが無かったり、アレルヤでなく栄唱だったり。そんなことでも、春はもうすぐなんだな〜と感じます。

さて今日は、先週伺った カトリック東長崎教会の聖歌隊の皆さんをご紹介!ただいま、絶賛 隊員募集中だそうです!

東長崎教会聖歌隊には、7人の侍ならぬ7人の男性コーラスメンバーがいらっしゃいます。これは弊社がお伺いしている教会の中でも珍しく、開式1時間前には皆さんお揃いになり、熱心に そして 和気あいあいと音合わせをなさる姿もまた微笑ましいのです。取材させていただいた日は、あいにく全員は揃わなかったのですが、まるで家族のように仲のいい 居心地のいいグループだそうです。

現在の聖歌隊員は小学生から80歳までと幅広く、葬儀の際は 人生経験を豊富に積んだメンバーが、心を込めて歌い奏で、お仲間をお送りしています。東長崎教会の信者の皆様、ぜひご一緒に聖堂で聖歌を歌いませんか?興味を持たれた方は、教会の聖歌隊の方に直接お声掛けくださいませ( ・ᴗ・ )

東長崎教会聖歌隊の皆さん

2020年2月25日
お知らせ

こんにちは!長崎でキリスト教葬祭を営んでおります栄光式典社です。

浦上教会の故ヨハネパウロ2世の像

 

 

 

 

 

 

 

ちょうど39年前の今日 1981年2月25日、ローマ教皇として初めて日本を訪問された故ヨハネ・パウロ2世が、長崎のカトリック浦上教会聖堂にて司祭叙階のミサを司式なさいました。

弊社会長の西村勇夫がその時の祈祷台を製作しましたことは以前お伝えしましたが、弊社の西村浩文専務もまた教皇様のミサに参列していたそうです。

粉雪吹きつける とても寒かったその日、当時 中学1年生だった浩文少年は、まもなく完全なるキリスト教者として堅信式を受ける いわゆる堅信組の中学生約40名と共に浦上教会へ。子ども達に用意されていた席は教皇様が祭壇へと向かわれる中央通路沿い。間近でパパ様を見ることができると皆喜んだそうです。そして午後6時、約2000人の信者や関係者が待ち焦がれる中、満面の笑みをたたえて教皇様が入堂されました。手を伸ばせば届きそうな距離で浩文少年が感激していると、教皇様は突然歩みを止められ、なんと一緒に参列していた友達の頭に熱いキスをお授けになったのです!騒然とする堅信組!教皇様からキスを授けられたその少年は、頭を怪我して包帯を巻いていました…。

『そのことだけは今も鮮明に覚えてます。ミサが終わって友達に、わい よかなー!おいも頭に包帯ば巻いとけばよかったばい!!(君はいいなー!僕も頭に包帯を巻いておけばよかったよ!!)と、羨望の眼差しで包帯頭を見てました。』と浩文専務。当時の浦上堅信組の子ども達の様子が目に浮かぶようでした!

栄光式典社は、葬儀を担当する社員4人全員がカトリック信者です。これからも、長崎の信者の皆様に寄り添った温かいご葬儀となるよう努めて参ります。どうぞお気軽にお声掛けくださいませ。

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