お知らせ
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6月に入った長崎の街は紫陽花の彩りが日に日に濃くなっています。そんな中、観光長崎の代名詞である日本最古のアーチ型石橋・眼鏡橋にほど近いプロテスタント教会、日本キリスト教団長崎古町(ふるまち)教会でのお式を担当させていただきました。
弊社のご葬儀の約9割はカトリック葬ですが、古町教会にはこれまでも年に数回お伺いする機会があり、勇気を出して(笑)取材のお願いをした所、一も二もなく快諾いただき、今回初めて、長崎のプロテスタント教会のご紹介をさせていただきます!
長崎古町教会の歴史は古く、1919年(大正8年)3月2日 『日本基督教会弘道館伝道所』として創立され、アメリカにあるオランダ改革派教会から派遣されたシェーファー宣教師によって伝道が開始されました。
1991年(平成3年)の台風19号により全壊し、1993年(平成5年)1月に現在の鉄筋4階建の教会堂が献堂。昨年めでたく宣教開始100周年を迎えられ、浅場知毅牧師様・理恵副牧師様ご夫妻が約80名の信者の皆様とともに、次の100年に向けての一歩を踏み出しておられます。
教会入口には、宣教100周年を記念して建てられた日本プロテスタント宣教の草分けのひとり、ギドー・フルベッキ宣教師を記念する石碑がありました。 フルベッキ宣教師は、1859年(安政6年)11月8日、鎖国禁教下の長崎に上陸し、プロテスタントの教えだけではなく、語学・政治・法律・文化など幅広い西洋文明を学ぶため長崎に遊学していた日本の志士達を熱心に教育指導し、近代日本の幕開けに多大な貢献をなさった方です。
教会内部をご案内いただいた副牧師の理恵さんは、地元の活水中学・高校在学中に古町教会に通われ受洗なさったそうです。3階の礼拝堂を見学させていただきましたが、マリア様や聖人達の御像のない とてもシンプルな祭壇は、聖書の言葉にのみ集中するというプロテスタントの教義の現れだと副牧師様が教えてくださいました。
そして、正面の十字架の下には、新約聖書【ヨハネによる福音書】の一節『我は復活なり、命なり』の御言葉がギリシャ語で記されています。カトリックのそれとは違いますが、祈りの場として信者の皆様方とともにある優しく穏やかな空間は、両者に共通するものだなぁと感じました。この3階の礼拝堂へ 高齢者や車椅子の方、お子様連れの方もスムーズに入れるようエレベーターが設置されていて、バリアフリー化もなされていました。
新型コロナウィルスの影響を受け、古町教会でも礼拝自粛が続いていたそうですが、明日6月7日から主日の礼拝が再開されるとのこと。礼拝を2回に分け時間短縮も行い讃美歌は歌わないなど、感染拡大防止に十分配慮なさって信者の皆様をお迎えになるそうです。信者の皆様を想う心も同じですね。すてきなひとときになりますようお祈りしています。
約50分ほど取材させていただきましたが、カトリックの考え方やしきたりとの違いなど、私達の質問に丁寧に優しく笑顔でお応えいただきました浅場副牧師様、本当にありがとうございました。そして…いただいたパンフレットを帰宅後読み返して気付いたのですが、礼拝堂の中には2014年のクリスマスにオランダの同系教会から移設された美しいパイプオルガンがあるとのこと!あーー、写真撮り損ねました〜(泣)
というわけで皆様、紫陽花を眺めつつお散歩いただき、眼鏡橋にほど近い(正確には上流の古町橋のすぐ近くにあります)長崎古町教会をお尋ねいただきまして、ぜひ本物のパイプオルガンを見てください(^^)♪
⚠️ 聖堂内での撮影は許可が必要です ⚠️
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聖母マリア様を讃える『聖母月』、5月も残り僅かとなりましたね。
今日は、昨日伺いましたカトリック城山教会のマリア像や聖堂内にある絵画の写真を、許可をいただきアップさせていただきます!はじめの2枚は聖堂内にある御像。
次の2枚は信徒会館のマリア様。そして5〜6枚目は教会下 ルルドのマリア様を。7枚目からは聖堂内に展示されている絵画です。なんと8〜9枚目は城山教会の信者さんが描かれたものなんだとか!9枚目の聖アウグスチノ修道会の修道女であった聖リタの絵は大作で、1952(昭和27)年に聖アウグスチノ修道会の3人の司祭により開かれたカトリック城山教会ならではのモチーフでした。御像も絵画も素晴らしかったです!
さて、長崎でも先週からごミサが再開された教会が多く、城山教会は5月18日から週日のミサが、明日30日から主日のミサが始まるそうです。聖堂内の長椅子には『ミサ指定席』の貼紙が間隔を空けて貼られ、また、ごミサの参加者を地区ごとに指定したり聖歌は歌わずに唱えるなど、三密を避ける工夫がなされていると典礼役員様が教えてくださいました。
葬儀においても最後の写真の通り、引き続き皆様方にご協力を賜ります。どうぞよろしくお願いします。
⚠️聖堂内での撮影は許可が必要です⚠️
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先週は、めったに伺う機会がない長崎市伊王島(いおうじま)にあります カトリック馬込(まごめ)教会でのお式でした。
SNS担当の私がキリスト教葬祭に関わらせていただくようになってかれこれ1年半ほど。初の伊王島は朝8時半開式!逆算すると5時起床でしたがそんなことはなんのその、目覚ましが鳴る10分前に起きました(^^)
2011年3月に伊王島大橋が開通したことで、長崎市中心部から車で30分ほどで行けるようになったリゾートアイランド伊王島。かつては炭鉱の島として栄え、現在は天然温泉を完備したリゾート施設「やすらぎ伊王島」が大人気です。島内には馬込教会と大明寺(だいみょうじ)教会という二つのカトリック教会があって、どちらもその昔、地元・伊王島の大工さん達によって建てられたそうです!日本の大工技術は素晴らしいですね!
今回は聖堂内撮影禁止とのことで外観のみですが、白亜の馬込教会の写真をアップします。内部の写真はありませんが、馬込教会の天井は高く、白壁にブルーのアーチ状のラインがとても鮮やかです。大浦天主堂と同じ様式のリブ・ヴォールト天井(別名 コウモリ天井)だそうで、見ているとまるで天国へと導かれているような気分になります。
コロナが完全に落ち着いたら、長崎伊王島にも多くの皆さんに来ていただきたいです。高台にあります馬込教会にもぜひ、お運びくださいませ。撮影した日はあいにく曇天でしたが、階段を頑張って登ると伊王島の絶景が待っています!
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先週は久しぶりに、長崎市のお隣・西彼杵郡時津町にありますカトリック時津(とぎつ)教会に伺いました。
かつて二十六聖人殉教者は、大村湾を隔てた東彼杵の海岸から船に乗せられ、対岸のこの時津の浜に上陸したそうです。カトリックの歴史ある町に建つ時津教会は、昨年10月にめでたく献堂45周年を迎え、その記念すべき日に間に合うように一部がリニューアルされ、木の温かみあふれる聖堂になりました。
聖堂の手入れは、信者さん達に絶大な人気のあるリーゼントヘアスタイルでお馴染みの岡主任神父様が中心となって行われたそうで、『やっぱり、わっか(若い)神父様は行動力のあるばい!』と、教会役員さん達も誇らしげに 綺麗になった聖堂のことをいろいろ教えてくださるのでした。
そんな岡主任神父様から特別に聖堂内の撮影と掲載許可をいただきまして、時津教会の写真をアップさせていただきます!1階が信徒会館、2階が聖堂の時津教会。どこかしら和風テイストな所も心和みます。また葬儀の際には、役員様や聖歌隊の皆様の他、中高生が司祭の侍者を務め、教会のお仲間をお見送りくださいます。このたびもお世話になり、ありがとうございました。
余談ですが、時津町の名物・時津まんじゅうが、私は大好きです!(写真なくてごめんなさい)
⚠️聖堂内での撮影は許可が必要です⚠️