Insta&FB更新【8月6日に心寄せて~カトリック大浦教会~】
2020年8月6日
お知らせ
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祈りの夏、8月が今年も巡ってきました。広島は今日6日が75回目のあの日でした。私たちのまち長崎は 9日に節目の夏を迎えます。今夜は広島の原爆犠牲者の御霊に静かに祈りを捧げたいと思います。
さて今週、SNS担当の私が約半年ぶりに伺いましたのはカトリック大浦教会。世界遺産である大浦天主堂のすぐ下にあります。聖堂前のマリア像の周りには、色とりどりのかわいいマツバボタンが夏の強い日差しに負けじと花を咲かせていました。
大浦天主堂が昭和28年(1953年)に国宝に指定され、また昭和33年(1958年)には隣接するグラバー邸が一般公開されたことで、原爆から立ち上がった長崎市には高度経済成長もあいまって空前の観光ブームが到来し、それに伴い大浦天主堂に替わる祈りの場として昭和50年(1975年)にカトリック大浦教会が献堂されたそうです。1階が信徒会館と司祭館、2階が聖堂となっており、中央祭壇の縦長のステンドグラスがとても印象的です。本日は下口主任神父様に特別に撮影と広報許可をいただきまして、聖堂内の写真もアップさせていただきます!
長崎観光のメッカとして、毎日たくさんの観光客や修学旅行生で賑わっていた大浦教会がある南山手界隈も、コロナ禍の今はさびしい状態が続いています。
一面の焼け野原から、日本有数の観光地へと このまちを再生してくださった先人達のたゆまぬ努力のうえに、私たちの今があります。再びの厳しいご時世ではありますが、先人達の想いを繋ぎ、この石畳みのまちに賑わいが戻る日を信じて、ともに頑張って参りましょう。コロナに負けるな、長崎!コロナに負けるな、日本!
聖堂内での撮影は許可が必要です