Insta&FB更新【93年の命のともしび〜小崎登明修道士様ご帰天〜】
2021年4月19日
お知らせ

風は強かったものの柔らかい春の日差しに包まれた昨日の午後、カトリック本河内(ほんごうち)教会にて、『トマさん』の愛称で親しまれた小崎 登明(本名:田川 幸一)修道士様のご葬儀を担当させていただきました。


トマさんはコンベンツァル聖フランシスコ修道会の修道士であり、自らの被爆体験を包み隠さず後世に伝え続けた語り部(かたりべ)であり、また故・コルベ神父様の研究にも力を注がれました。

生かされていること、感謝するということ、祈るということ。亡くなる日の朝までブログを発信し続けた完全燃焼の93年にわたるご生涯。新型コロナウィルス感染拡大防止のため御葬儀は近しい方々のみ50名ほどが参列し、コンベンツァル聖フランシスコ修道会 日本管区長・谷崎神父様の司式で執り行われました。


ローマの修道会総長様や高見大司教様など教会関係者はもとより、平和学習の一環としてトマさんの被爆体験を聴くため毎年来崎していた小学校や、語り部活動の団体・お仲間の皆様、トマさんを取材なさった地元の報道各社などから心温まる弔電やお花も多数寄せられ、それを嬉しそうに見聞きしているような故人の御遺影がとても印象的でした。

今回は本河内教会の山口主任神父様より特別に許可をいただき、トマさんの通夜・告別式について写真も含めて掲載させていただきました。

小崎登明こと、トマさんこと、故・トマス小崎 田川 幸一 修道士様の永遠のご安息をお祈りいたします。

教会・修道会関係者の皆様、このたびは大変お世話になりありがとうございました。