Insta&FB更新【城山教会でBUMP!】
2020年2月22日
お知らせ

 

カトリック城山教会今日は、カトリック城山教会での告別式でした。城山教会には4人の司祭がいらっしゃいますが、本日の担当司祭は まもなく叙階3年目を迎えられます松尾神父様。松尾神父様は まるで聖画の中から出てこられたかのような端正なお顔立ちで、祭壇に陽の光が差し込むと、そのあまりの美しさに思わず拝みたくなるのは私だけではないはず!

松尾神父様は ごミサの中で時に自らギターをお弾きになり、歌を歌ってくださいます。今日 歌ってくださったのは、BUMP OF CHICKENの名曲『supernova』。聖歌ではありませんがとてもステキな曲です。松尾神父様の思いが込められたこの曲の歌詞を少し紹介させてください。



BUMP OF CHICKEN『supernova』(抜粋)

熱が出たりすると 気付くんだ 僕には体があるって事
鼻が詰まったりすると 解るんだ 今まで呼吸をしていた事

君の存在だって 何度も確かめはするけど
本当の大事さは 居なくなってから知るんだ


君を忘れた後で 思い出すんだ 君との歴史を持っていた事
君を失くした後で 見つけ出すんだ 君との出会いがあった事

誰の存在だって 世界では取るに足らないけど
誰かの世界は それがあって 造られる

君の存在だって 何度も確かめはするけど
本当の存在は 居なくなっても ここに居る


『supernova(スーパーノバ)』とは、寿命を迎えた星がその一生を終えるときに大規模な爆発を起こして一番の輝きを放つ『超新星(ちょうしんせい)』と呼ばれる現象を指すそうです。…当然のことながら、地球上の私達がその大きな光を見ている時、地球から何万光年と離れている星は既に存在していない。

居なくなって本当の大切さに気付いたなら、これまでのお互いの歩みを思い出そう。そうすれば、本当の存在は居なくなっても 私達の心の中に生き続ける。…松尾神父様は、この歌をお捧げになることで、たぶんそういうことをご遺族や会葬者に伝えたかったのかなぁと、しみじみ。とても温かいお式でした。

そして、城山教会の平野主任神父様に特別に許可をいただき聖堂内の様子を撮影させていただきました。とてもステキなカトリック城山教会。式後も聖歌隊の皆さんが練習に残り、その美しいハーモニーに磨きをかけていらっしゃいました。大変お世話になり、ありがとうございました。