【ご報告】77年目のあの日を前に
2022年7月26日
お知らせ

お陰様で、弊社会長 西村 勇夫(にしむら いさお)の通夜・葬儀を無事終えました。両日たくさんの皆様にご参列いただき、ともにお祈りいただきまして心から感謝申し上げます!

また、弊社のInstagramやFacebookにもたくさんの温かいコメントをお寄せいただき、本当にありがとうございました!

24日午後7時からの通夜の祈りは、中村長崎大司教様と久志浦上教会主任神父様に司式いただきました。弔問席には数名の神父様のお姿や、地元浦上はもちろん、いつもご葬儀でお世話になっている各小教区の信者さんのお顔もたくさんあって大変心強かったです!また、感染症対策として分散してのご来場をお願いしましたところ、快く応じてくださった皆様方にもこの場をお借りして厚く御礼申し上げます。

翌25日午前11時からの葬儀ミサ・告別式は、浦上教会の久志主任神父様はじめ25名の司祭団の皆様に司式いただきました。故人が『人生で一番の作品』と常々語っていた被爆マリア小聖堂の祭壇(下記写真)を製作するに当たり深く関わられた平野神父様(現 鹿子前教会)が説教に立たれ、当時の想い出を紐解きながらの有難い時間。『ケヤキの木目を生かした祭壇にしたい。被爆60年に間に合わせたい』という平野神父様の信念を叶えるべく、美しいケヤキ探しから始まり、故人を筆頭に社員全員で取り組んだ祭壇製作の10ヶ月が甦りました。

また、中村大司教様を始め故人ゆかりの皆様から心温まる弔電や生花もたくさん寄せられましたこともここに報告し感謝申し上げます。

告別式の最後は、故人のみならず戦後の日本人に生きる希望を与えてくれた名曲『長崎の鐘』を、ご会葬いただいた皆様全員で歌い見送っていただきました。浦上天主堂の大きなパイプオルガンが奏でるその調べ。特別に許可をいただいた久志主任神父様はじめ、突然のご依頼に対応いただいた聖歌隊の皆様、特にオルガニスト様、本当にありがとうございました!

被爆から77年目の夏、多くの浦上の人々が待つ天国へと旅立った パウロ 西村 勇夫。正に一粒の麦となりましたが、創業者の意志を引き継ぎ、長崎の信者の皆様のために豊かな実りにつなげ、これからも浦上の地で後世まで愛され続ける企業となるよう努めてまいります。今後とも栄光式典社をどうぞよろしくお願いいたします。


⚠️聖堂内の撮影は許可が必要です⚠️