お知らせ
秋の深まりとともに肌寒さ増す中、コンベンツァル聖フランシスコ修道会・西田 正(にしだ ただし)神父様のご葬儀を担当させていただきました。
この春 カトリック東長崎教会の主任司祭を退かれ、教会の隣にある東長崎聖母の騎士幼稚園の園長として、大きな愛で子どもたちの成長を見守ってこられた西田神父様。修道会のホームページによると、4月初旬に大腸癌ステージ4と診断され、抗がん剤の治療を受けながら職務を遂行なさっていたそうです。
通夜は西田神父様の最後の司牧の地となったカトリック東長崎教会聖堂で22日行われ、修道会日本副管区長でカトリック本河内教会主任司祭の山口神父様が司式。ご挨拶の中で山口神父様は、西田神父様は大病を患われていたのに、その辛さを周囲に一切口にしなかったことを明かされました。聖堂入口には神父様の写真を囲むように園児の皆さんが心を込めて作った折り紙の花束や絵が飾られ、子どもたちの真っ直ぐなメッセージにご参列の皆様方も目を止めておられました。
葬儀ミサと告別式は翌23日にカトリック本河内教会聖堂に会場を移して行われました。修道会日本管区長である谷崎 新一郎神父様が司式され、修道会の皆様、神父様の実のご兄弟、東長崎・本河内両教会の信者代表の皆さんなど約60名が参列。献花では、幼稚園の子ども達から贈られた色とりどりの折り紙や絵も一緒にお棺の中の神父様にお捧げしました。
ご挨拶の中で谷崎神父様は、『ユリアノ』という西田神父様の珍しい霊名について触れ、実は女性の聖人『聖ユリアナ』がその起源で、西田神父様がかつて大変お世話になったシスターの霊名なのだそうです!知られざるエピソード!遠くから、西田神父様の大きな笑い声が聞こえてくるようでした。
今回も本河内教会の山口主任神父様より許可をいただき掲載させていただきました。西田神父様の永遠のご安息をお祈りいたします。関係者の皆様、大変お世話になりありがとうございました。
⚠️聖堂内の撮影は許可が必要です⚠️