2021年8月16日
お知らせ

昨日8月15日は終戦記念日であり、カトリックの世界では『聖母マリアの被昇天の祭日』でした。

こちらは14日土曜日、約11ヶ月ぶりに伺いましたカトリック小ヶ倉(こがくら)教会にあるマリア様。実は連日の大雨で、山深いカトリック大山教会へは車が入れなかったため、隣接する小ヶ倉教会で式が執り行われたのでした。

幼少の頃からご苦労や災難の多い人生を送ってこられたというこのたびの故人様に永遠の安息がありますように。

そして遅ればせながら、先の大戦で命を落とされた方々のご冥福と、傷付いた方々に心の平安が訪れますようお祈りします。

また、新型コロナウィルスの一刻も早い終息と苦しんでおられる方々やご家族、医療従事者の皆様のためにお祈りします。

昨日は曇り空で、長崎の夏の風物詩『精霊流し』も行われていましたが、今日はまた朝から降り続いています。この大雨がこれ以上の災いと悲しみをもたらしませんように。

聖母マリアの取次によって、すべての魂が救われ、すべての命が護られ、救いと希望のしるしになってくださいますよう長崎からお祈りします。


⚠️聖堂内の撮影は許可が必要です⚠️

2021年8月9日
お知らせ

76年前の今日 8月9日午前11時2分、長崎市に原子爆弾が投下されました。

毎年この夏の日、長崎の小・中・高校生は登校日です。祝日の今年も同様に、ごく普通に当たり前に学校に集い、たった1発の原子爆弾が一瞬にして約74000人もの尊い命と日常を奪ったことを、子どもたちは学び継承していきます。

やがて大人になり故郷を離れても、毎年8月9日午前11時2分には黙祷。それぞれに置かれた場所で祈りを捧げましょう、76年目の今日も。

2021年8月8日
お知らせ

この夏は、アスリートの皆さんの活躍に湧く東京オリンピックをゆっくり観る暇もなく、日々どこかの教会に伺っておりましたら、あっという間に閉会式の日を迎えてしまいました!

さて2週間前の東京オリンピック開会式の日に伺ったのは大村市にあるカトリック水主町(かこまち)教会。聖堂内部の様子は2月にも一度ご紹介しましたので、今回は教会近くのおすすめスポット『ミライon図書館』をご紹介します!

水主町教会から徒歩4〜5分、2019年10月に長崎県と大村市の一体型図書館として整備・供用された『ミライon図書館』。坂が多く平地の少ない長崎市と違って大村市は広々とした平地が続き、公共の建物も段違いに敷地が広くて羨ましい限りです!

4階建ての図書館の1階には『こどもしつ』として広々とした児童図書のスペースが設けられており、夏休みを迎えた子ども達やそのご家族が思い思いに本を広げてゆっくり過ごしていました。

また大村の歴史資料館も併設されており、その入口には、幕末の大村に生まれ日本の障害児教育の母と呼ばれた石井筆子が愛用したという日本最古のピアノのレプリカが展示されています。その絵柄から『天使のピアノ』と呼ばれていたと説明板にあり、とても温かな気持ちになりました( ˘͈ ᵕ ˘͈ )

吹き抜けが気持ちいいエントランスには気軽に座れる船型のベンチが多く配置され、ゆっくり寛げそうなカフェスペースもあって、本を借りる目的がなくても立ち寄りたくなります!お近くにお越しの際は、ぜひ覗いてみてください。

東京オリンピックは今夜閉会しますが、8月24日からは世界最高峰の障害者スポーツの祭典・パラリンピックが始まりますね。車椅子バスケット男子の川原 凛 選手や鳥海 連志 選手、卓球男子の浅野 俊 選手など、長崎出身のパラアスリートの活躍にも注目したいです!

新型コロナウィルスが猛威を奮っていますが、この時期は熱中症にもお気をつけいただき、室内であっても小まめな給水を心がけて参りましょう。今夜はテレビの前で全てのオリンピアンに拍手を送り、24日からはパラリンピアンの皆さんを熱烈応援したいと思います!