式が終わった後、伊王島の海を見渡せる聖堂前のポケットパークで一休み。地元の方のお話では、この4連休には久しぶりにたくさんの観光のお客様が来島され賑わったそうです。

その後、島内にありますカトリック大明寺（だいみょうじ）教会近くの信者さんのお宅に伺う用事がありましたので、大明寺教会の写真も撮ることができました！

前庭の聖パウロの御像が海を見守るように建てられている大明寺教会は、現在は馬込教会の巡回教会となっており週2回しか中に入ることはできないと、隣の畑で作業中のご婦人が教えてくださいました。その歴史は古く、1880年（明治13年）に初代聖堂が建てられ、現在のモダンな聖堂は2代目で1973年（昭和48年）の献堂。国内でも大変稀少な初期教会堂の一つである初代聖堂は、その後、愛知県の明治村へと移築され、『大明寺聖パウロ教会堂』として現在も一般公開されています。

最後の2枚の写真は、夕暮れの馬込教会と伊王島の海。通夜式の時に撮ったものです。何度来ても、その歴史ある佇まいと美しさに圧倒される馬込教会でした。

聖堂内での撮影は許可が必要です

さて今週、約9ヶ月ぶりに伺いましたのはカトリック小ヶ倉（こがくら）教会です。小ヶ倉教会は長崎市南部にあるダイヤランドという大きな住宅街の中にあるマリア会の教会。台風が去った長崎は急に朝夕涼しくなり、この日は空に鰯雲も見えて秋の気配を感じました。

立派な家々が立ち並ぶ中、モダンな造りの小ヶ倉教会は赤い三角屋根が目印。1階が聖堂、地下に信徒会館ホールや会議室があります。聖堂内部にはガラス張りのキッズルームが完備され、小さな家族連れの信者さんへの配慮も嬉しい限りです。

コロナ禍の中、告別式での聖歌斉唱も全て取りやめでしたが、シスターがせめてオルガンだけでもと弾いてくださり、あたたかなご葬儀となりました。

本日は、辻原主任神父様より特別に撮影と広報許可をいただきまして聖堂内の写真をアップさせていただきます。聖堂入口のマリア像も美しいカトリック小ヶ倉教会。辻原神父様はじめ教会役員の皆様方、大変お世話になりありがとうございました。

聖堂内での撮影は許可が必要です