Insta&FB更新【おくんちからキリシタン文化まで〜越中先生ご逝去】
2021年9月27日
お知らせ

9月25日の早朝、長崎市民に愛された郷土史家の越中 哲也(えっちゅう てつや)先生が老衰のためお亡くなりになりました。享年99歳。長崎の歴史や文化を市内外にわかりやすく発信し、『長崎学』として体系的に発展させた越中先生。今年12月で満100歳を迎えることを記念する直筆の特製手ぬぐいが有志の皆様によって作られ、先週21日にお披露目されてテレビなどで先生のお顔を拝見したばかりでした。


長崎くんちや精霊流しの中継解説で大変有名だった越中先生は、キリシタン文化と長崎についても深く研究されており、2年前の6月には浦上キリシタン資料館で開催された市民セミナリヨで、諏訪神社の創建時代とキリシタンについても講演なさっていました。

告別式は本日27日 13時からとのこと。

今も先生の軽妙な長崎弁とあの満面の笑顔が浮かんでまいります。先生が長崎の歴史をわかりやすく伝え続けてくださったことで、生まれ育ったこの街に誇りと愛着を持った方も多いことでしょう。まさに長崎の宝!一市民として、越中哲也先生の100年にわたる尊い歩みに心からの敬意を表し、ご冥福をお祈りいたします。


⚠️聖堂内の撮影は許可が必要です⚠️