お知らせ
来月 8月20日(金)から全国で順次公開される映画『祈りー幻に長崎を想う刻(とき)ー』。この映画は、原爆投下から十数年後の長崎が舞台!しかも、浦上天主堂にまつわるカトリック信者の物語ということで喜んで協賛をさせていただきました。長崎では、ユナイテッド・シネマ長崎と佐世保シネマボックスで全国に先駆けて8月13日(金)から先行公開されるそうです!
ヒロインのカトリック信者には高島礼子さんと黒谷友香さん。長崎出身の俳優・宮﨑香蓮さんや玉浦有之祐さんも出演なさいます!また、戦前は浦上天主堂にほど近い山里町にお住まいだったという美輪明宏さんが被爆マリア像の声を担当され、主題歌は長崎市出身のさだまさしさんが提供なさるということですから、公開が本当に待ち遠しいです!
さて、舞台となった浦上天主堂の敷地内には、映画の原作である戯曲『マリアの首』を始め多くの作品を残した長崎市出身の劇作家であり演出家・田中 千禾男(たなか ちかお)の文学碑が建てられています。文学碑には澄江夫人の書により刻まれた『マリアの首』の一節が。
また、天主堂下の信徒会館ロビーには、被爆75周年を記念して昨年11月にリニューアルされた『原爆遺物展示室』があり、原爆により倒壊した旧天主堂の瓦礫の中から発見された祭具や天使像など新旧約75点の被爆遺物が展示されています。リニューアルオープンの際、地元・長崎新聞の取材に、『残骸の中から涙ながらに集めた当時の信徒の気持ちが伝われば』と話しておられた久志主任神父様。展示されている品々を見ると、映画の世界に足を踏み入れたような気分になります。
この夏は感染症対策を万全に、映画『祈りー幻に長崎を想う刻ー』を多くの皆様にご覧いただきたいと思います!そしてコロナが収束しましたら、ぜひ長崎は浦上天主堂をお訪ねいただき、田中 千禾男文学碑や原爆遺物展示室もご覧いただければ嬉しいです。
*映画公式ホームページ*
https://inori-movie.com
*映画公式Facebook*
https://www.facebook.com/%E6%98%A0%E7%94%BB%E7%A5%88%E3%82%8A%E5%B9%BB%E3%81%AB%E9%95%B7%E5%B4%8E%E3%82%92%E6%83%B3%E3%81%86%E5%88%BB-100694098852347/
*浦上教会信徒会館1階『原爆遺物展示室』*
【開館時間】
・平 日:10時~16時(含む土曜日)
・日曜・祝日:10時~15時
・休館日:毎週木曜日